金沢の伝統工芸・金箔貼りで
オリジナルのお土産をつくってみよう
金箔のまち金沢
国内で生産される98%以上が金沢市で手掛けられている金箔。
今では金沢を伝統するものとなっておりますが、創業最初は工芸材料としてしか扱われていませんでした。
そんな金箔で「金沢箔工芸品」を作って全国に有名にしたのが「箔一」さんなのです。
ひがし茶屋の風景
そんな金沢箔のメーカー「箔一」がプロデュースする伝統工芸品のセレクトショップが
ひがし茶屋街の裏通りにある「かなざわ 美かざり あさの」です。
ここでは金箔貼りの体験を開催しており、はがきやお箸などの手軽に金箔貼りを体験することができる「見習いコース」や、
お皿や手鏡、トートバックなどの少し手の込んだものをつくる「名人コース」の2コースを体験することができます。
名人コースの手鏡の完成例
参加をする際には事前に予約フォームや電話などで予約をすることをお勧めします。
空きがあれば予約無しでも受け付けてもらえるので、
観光でひがし茶屋に来た際にその場で体験を申し込むこともできます。
また、スタッフの方が丁寧にやり方の説明をしてくださるので、お子さんと参加することもできます。
金箔貼り体験
金沢の思い出作りに、わたしも友人とともに実際に名人コースを体験してみました。
名人コースで選べるのはちりめんコースターや梅皿、丸型トレー、小物入れなどの中くらいの大きさのもの。
私たちは姫手鏡を選びました。
手鏡は白と黒どちらかを選ぶことができる
何も縫っていない状態だとこのようなシンプルな手鏡です。
次に型のデザインを選びます。
定番デザインの他にも季節限定のシールもあるのでバリエーションはたくさん
名人コースは製品の大きさにもよりますが、大きいデザイン1,2枚を選ぶことができます。
大を1枚、小を1枚選びました。
組み合わせは自由なので自分のお気に入りの組み合わせにしてみましょう。
選ぶデザインには個性が出ますね
まずはこの手鏡に自分の貼りたい場所にシールを張っていきます。
配置も全て自分で決めることができます
シールが貼れたら上から接着剤をぬっていきます。
シールをなぞるように接着剤を塗る
接着剤を塗った後は、模様以外の位置に金箔を付けてしまわないように注意しながら金箔を張り付けていきます。
金箔を押し込んで穴がないようにくっつけます
このようにデザイン部分だけ金箔がしっかりとのってくれています。
細かい金箔の付着はスタッフの方が拭いてくださいます。
コーティングを行い、シール部分を丁寧にはがしていきます。
細かい模様の部分は串も使いながら剥がしていきます
はがしが完了したら、余分な金箔を拭いてもらって完成!
自分でデザインや位置を決めて作成をしたおかげでとても思い入れ深い作品となりました。
フォトスポットもあるので、作品の記念撮影もすることができます。
1階は伝統工芸品のセレクトショップにもなっています。
石川の三十六ある伝統工芸の中から、
日常に使いやすいちょっとかわいい、素敵なものをセレクトしたお店です。
気軽に伝統工芸に触れてもらいたいということから、買いやすい雑貨やアクセサリー作品なども数多く取り揃えています。
また、石川の新しい伝統工芸の世界を作り上げているベテランから新進気鋭の作家の作品まで多くの種類を取り扱っているため、
まだ誰も手にしていない作品も手に入れることもできます。
観光時間に余裕がないときはお土産を見て楽しむだけでもおもしろい
ぜひ金沢へ旅行した際にはひがし茶屋街の裏通りにある
「かなざわ 美かざり あさの」へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
公式HP:https://kanazawa.hakuichi.co.jp/
かなざわ 美かざり あさの (ひがし茶屋街)
住所:石川県金沢市東山1-8-3
アクセス:バス停「橋場町」から徒歩5分
受付時間: 9:00~18:00(体験は10:00~16:00)
定休日:火曜(祝祭日の場合は営業)
TEL: 076-251-8911
店舗HP:https://kanazawa.hakuichi.co.jp/shop/kanazawa-asano.php
箔貼り体験
受付時間: 10:00~15:00
定休日:火曜定休
料金:500〜1800円 (作成する製品による)
TEL: 076-240-8911(本店)
公式HPより体験の当日ネット予約可能
2019年4月時点の価格のため、詳しくは公式サイト・店舗での確認をお願いいたします。